西太平洋 (フィリピンより東側) に位置する「パラオ」という国をご存知でしょうか。
500以上の島からなる国で、観光業が主な産業です。
そんなパラオに、「ツカレナオス」という、まるで日本語のような言葉があります。
ツカレナオス = ビールを飲む!?
「ツカレナオス」は、「ビールを飲む」という意味だそうです。
「ビールを飲んで、疲れ (ツカレ) を治す (ナオス)」
ということでしょうか。
確かに日本でも、仕事帰りのサラリーマンが飲み屋でビールを飲み、1日の疲れを治しているような光景は見ますね。
この日本語っぽい「ツカレナオス」ですが、日本語としては存在しないようです……
パラオの日本語は、日本統治時代の名残り
実はパラオはかつて、日本の統治下にありました。
(1914年から第二次世界大戦後までの、約30年間)
その影響で、パラオ語には現在も、約1,000語もの日本語由来の言葉が存在するようです。
在パラオ日本国大使館のYouTubeチャンネルでは、日本語由来のパラオ語を音楽で紹介しています!
動画を見ると、日本語がそのまま使われている言葉もあれば、発音が変化した言葉もありますね。
ケンカで使うような言葉まであり、
「こんな日本語まで伝わってるのかよ(笑)」
と、思わず笑ってしまいました🤣
「ツカレナオス」は、新語・流行語大賞を獲れる可能性を秘めている!
「ツカレナオス」という、「ビールを飲む」を意味するパラオ語。
この素敵な言葉を、日本でも使いませんか?
もし「ツカレナオス」が日本に逆輸入されたら、まず新語・流行語大賞を獲得するのではないかと思います。
その後、一時的なブームで終わらず、日常で使う日本語として定着するのではないでしょうか。
(というか、定着してほしい!)
それにしても、まさか日本語が海外で、こんな素敵な変化を遂げていたとは……
日本人として、なんだか嬉しく思いました😊
パラオと日本の関係に思いをはせつつ、ちょっとツカレナオシてきます🍺
補足1:電脳ワールドワイ動ショー (テレビ朝日)
電脳ワールドワイ動ショーという、海外の動画で「世界の今」を知るテレビ番組があります。
「ツカレナオス」というパラオ語、および前出の在パラオ日本国大使館の動画を知ったキッカケが、こちらの番組になります。
様々な国の文化や価値観、情勢などについて、毎回楽しみながら学ぶことができます!
オススメのテレビ番組です♪
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