ある日、現代にタイムスリップした宮本武蔵が、トレーニングルームでウエイトトレーニングをしていた。
使っていたマシンは、「バタフライマシン」という胸筋を鍛えるものだ。
現代に来てからというもの、武蔵のもといた戦国・江戸時代にはない、トレーニングマシンにハマっているようだ。
ちなみに見た目は、刃牙道の武蔵である。
俺氏もトレーニングルームに入り、筋トレ中の武蔵の前に立った。
続いて、武蔵に
「ウエイトトレーニングもいいけど、たまには柔道もやらないか?」
と、柔道での勝負を申し出た。
俺氏は高校の時、柔道部だった。(1年だけだが)
柔道ルールなら、相手が武蔵でも負けないと思ったのである。
すると武蔵は
「いいよ。」
と快諾し、立ち上がった。
そして、互いに組み合った。
10秒ほど取っ組み合い、俺氏は武蔵に「大外刈」をかけた。
勢いよく武蔵を投げた。試合であれば一本だった。
俺氏は
「剣豪といっても、取っ組み合いじゃこの程度か。」
と思いつつも、歴史的な武人への勝利を嬉しく思った。
この時、完全に油断していた。
武蔵はまだ倒れていて、俺氏は直立していた。
すると、武蔵は急に立ち上がり、俺氏に大外刈をやり返した。
俺氏は見事に投げられてしまった。一本だった。
「まさか投げられるなんて……」
不意打ちとはいえ、それでも悔しかった。
武蔵は
「そんな日もあるさ😉」
と、勝ち誇っていた。
やはり武蔵は強かった……
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みたいな初夢を、7年前に見たんだ (´・ω・`)
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